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【KAZUFAN】韓国SEOUL道中記

「韓国SEOUL道中記」

10月6日 23時30分

 交通費だけは節約したい! 投入すべき所に投入するんだ!
 ということで、夜行バスで出発!

 レディースがとれなかったから、周りは男の人ばっかり……。
 同行のYさんがいなかったらちょっと怖かった。

 途中、三ヶ日と足柄で休憩。そのほかにも止まったところがあったけど、
 寝てたからどこなのかわからない。
 緊張のためか、トイレに行きたくて、休憩ポイント全部降りた。
 足柄SAって、深夜でも営業してるのね。
 ちょっと感動。

 その先は、目がさえちゃったので、持っていったPSPで、「紫陽花夢がたり」をずっと見てました。

 見終わる頃に、東京駅へ到着。寝たのか寝ないのか、わからない……。



10月7日 6時30分

 おなかもすいたけど、とにかく空港へ入ろうと、Yさんと一緒にNEXへ。
 ところが。

 自動改札で。

「この乗車券は無効です」


 はあああああ???????
 日付を見ると、

「10月6日って……昨日じゃん。」

 駅のみどりの窓口のおねえさんは、何度も、「成田エクスプレスに乗られるのは、7日ですね。」
って、聞いたよねえええええええ!!!!!!

 どうして?
 てか、どうしよう??

 とりあえず、改札のおにいさまに
「あのぉ、これ、みどりの窓口で出札してもらって、夜行バスできたんですけど、日付が、ちがってるんですけど……」
「ここじゃあわからないので、みどりの窓口行ってください。」
 そりゃそうだ。

 そして、みどりの窓口のおにいさまに
「あのぉ、夜行バスで来たんですけどぉ、みどりの窓口で出札してもらったんですけどぉ、日付が、違うんですよぉ……」
「扱いが違うんで、JR東○へ行って下さい。ここの左斜め前にあるから。」
 そうかあ、同じJRでも、違うんだっけ……

 そして、斜め前のJR東○ツアーズへ。
「……10時から営業だって。」
「集合時間、間に合わないよ。」
「もう一回買う?」
「帰ってから払い戻し?」
「できるかなあ……」
「とりあえず、戻ろう。」

 NEXの切符買うならやっぱり「みどりの窓口」だと、さっきのお兄さんに。
「ああ、右斜め前ですよ。」
 なあんだ、反対だったのか。

 で、無事、JR東○のみどりの窓口にたどり着き、
 出札ミスということで返金してもらい、
 新たに切符を買い込んで再出発!
 「立ち席」になったおかげで、510円の儲け。
 やった~。



10月7日 11時30分

 3時間ほど時間つぶしして、集合場所へ。
 和彦さん、10分ほどおくれてさっそうとご登場!
 黒のダウンベスト。細身のジーンズ。
 かっこいい……
「一緒に楽しみましょう!」
 は~い。
 是非とも、楽しい旅行にしたいです!
 せっかく来たんだし。
 
 一人参加のIさんが友だちになりました。

 各自でチェックインだったので、3人並びの席にしてもらって、出発!
(和彦さんは?)
 おお!
 2列前の斜め前だ! ほとんど真後ろ状態だ!
 
 2時間のフライトですが、機内食はしっかり出ます。
 FAのおねえさんが、必死で配って必死で集めに来ます。
 ビビンバのようなもの(お肉がおいしかった♪)と、サラダとフルーツ。
 時間がないので、飲み物のサービスも同時にしてます。
(和彦さんは、サイダーを頼んでらっしゃいました。)
 飲み物サービスと、機内食についてるドリンク(オレンジジュース)と、食後のコーヒーで、

 がばがばだ~~~い!

 食後、うとうとしてらっしゃるご様子の和彦さんの頭部。
 お疲れさま。



10月7日 15時30分

 到着。ガイドの李さんと合流。
 バスの車内で
「今から、『井上さま』のご挨拶があります。」

「井上さま」! いいなあ! このサウンド、もらおう。

 井上さまは立ち上がられて、
「自由時間はそれぞれに、ぼくと遊ぶときは、一緒に楽しみましょう!」
 と、おっしゃいました。(ほんとはもう少し長くお話があったけど。まあ、普通のご挨拶だから。)

 とりあえず、それぞれのホテルに荷物を置いて、カルビ食べ放題、へ!!



10月7日  19時00分 「カルビ食べ放題」

「いただきますを言ってから乾杯をしましょう!」
 井上さまの音頭で、カルビ食べ放題開始!

 お肉、どんどん来るよ……すっごいおいしいんだけど。
 そんなにつぎつぎ? 燃え尽きて炭になっちゃうよ……
 え? ツーショットタイム?
 え? え? え? そんなところから?
 そりゃ、井上さまのお座りのところからは一番遠い席だけど!
 美歩鈴まで、5人?

 うわ!

 次だよ……

 いらした!

 お顔を間近で、

 わ

 目があった!

「……うわぉ……」

 ……すぐ、声が出るんだよなあ……嬌声体質。

 マネージャーさまにマイデジカメをおあずけして、無事、撮っていただきました。
 いたずらっこ風の顔で映ってしまいました。
 でもねえ……

 唇が、ふるふる震えるの。がちがちなの。
 ほら、永泉になってる。
 (私には、このようなことをしていただく資格はないのです……)


 一通り終わって、宴たけなわ。
 隅っこで、「空き缶積みゲーム」が始まりました。
 マネージャーさまと、そのほかお3人と。
 李さんが、
「それは、何をしてるのですか?」
 韓国には、こういう遊びはないらしい。
 最高、10缶まで積めました。
 すごいですぅぅぅぅぅ!!


 とかやってるうちに、ちょうど時間となりました~。
「このあと、エステ行く人~」
 は~い♪
「めがね作りに行く人~」
 井上さまはこちらにご参加でした。

 めがねチームは徒歩で李さんおすすめのめがね屋さんに。
 エステチームは、送迎の車で汗蒸幕へ。
「ばいば~い、いってらっしゃ~い。」



10月7日 21時 初めての汗蒸幕

 階段を上がって、エステへ。
 ガイドブックによく出てる?
 最初に、マダムのお話を聞く。
 基本料金は90000ウォン。汗蒸幕とサウナとあかすりとキュウリパックとオイルマッサージとシャンプーと泥パックと韓服での記念撮影付き。
 オプションの説明を聞いたのです。
 う~ん、マダムったら、説明上手!
 でも、マッサージをそんなにふやしたら、明日の朝かえって痛いかも~。
(前に、事故ってリハビリしてもらったとき、最初、ほぐしてもらったらかえって痛くなって、次の日に揉み返しに行った。)
 今日両替したウォンの範囲で旅行中過ごすぞ!
 ということで、ちょうど処理したかったところだったので、うぶ毛取りだけ追加。
 人間ドックのガウンみたいのに着替えて、
「先に写真とりま~す」
 え? エステの後じゃないの?
 そうか、化粧を落とすからか。
 一番チャングムっぽいのは……私の体に入るのは?

 あったよ。

 着付けてもらって。

 チマ(スカート)を広げて一枚。
 チョゴリ(上着)の前裾に手を隠して(宮廷服だから、手を出さないのが正式らしい。)1枚。
 バストショットを1枚。

 それから、一緒に行ったメンバーで集合写真を2枚。
 みんな、可愛く撮れました。
 日本の着物もすてきですが、韓国の服も華やかですてき。


 そのまま、うぶ毛取りへ。
「はい、仰向けになってー。」
 はーい。
「じゃあ、始めますねー。」
 絹糸1本でうぶ毛をはさんで、つまり抜いていくらしい。

 う……

 痛いぞ。

 特に、その、

 まぶたのところがぁぁぁ!!!!!!

 でも。

 きりっと眉毛になるために。

 がまん、だぁぁぁぁぁ!!!

 蒸しタオルで肌を休めてもらって、
 いよいよ浴室へ。

 シャワーして。
 麻袋着て。
 汗蒸幕へ。

 暑い……? 熱い……
 上の方が。
 石の煉瓦みたいのがかまくらみたいに積まれている中へ入る。
 パン焼きがまの中に入るみたい。
 ちょっと怖い。
 中にもむしろが敷き詰められているから、その上にお尻をつけて座り込む。
 麻袋の中で、汗が背中からおなかからぽたぽたとしたたり落ちるのがわかる。
 顔も頭も汗びっしょり。
「きつかったら、すぐ出ていいですよ~」
 と案内のアジュンマは言ったが、
 麻袋のおかげで座った高さくらいならさほど焼ける感じもしないので、限界までいることに。

 シャワーを浴びながら、黄土サウナ、紫水晶サウナと渡り歩き、ようやく湯船に。
 ふつうのお風呂→ジャグジーのお風呂→足湯。
「心臓、ばくばく言ってきたよ~。」
 と言ってたら、アジュンマが、
「じゃあ、あかすり、しましょかー。」
 と、連れて行ってくれた。

 初体験なんだ、あかすりも。
 きっと、いっぱい出るんだろうな。
 担当のアジュンマは、黙々とこすり続ける。
 気持ちいい。
 言われるままに、あっちを向いたりこっちを向いたり、
(ビニールまいた細長くて固いベッドだから、落ちそうで怖いんですけど。高いし。)
 全身くまなくこすっていただきました。
 それから。
 お顔にローションつけて、マッサージ。
(痛いけど、気持ちいい……)←M?
 それから。
(ひや~んとして、気持ちいい……)
 おろしキュウリのパック。う……キュウリのにおいが。嫌いじゃないけど。
 タオルできゅっと包んで、次はオイルマッサージ。
「あか、いっぱいでましたよー。」
 と、おなかに手を持ってかれた。

 おお。

 ざらざらしているぞ。

 オイルをたら~りと垂らされて、脚からマッサージ。
 また、言われるままにあちこち向くのだが、
(今度はさらにつるつるすべって怖さ倍増!)

 アジュンマ……

 そんなに、そんなに、美歩鈴の体はこってますか?

 そのように、全身のちからを籠めてお肉をつぶされたら……

 痛い、ですぅぅぅぅ!!!!

 う……

 でも、

 これ我慢したら、

 楽になれるかな……

 シャンプーもしてもらって、体のオイルをさっとシャボンで流してもらって、起きあがったら。

 脚の間に、真っ白のあかが、こんもり、と。
 すご!
 一皮二皮剥けたって感じ?

 シャワーを浴びて。
 美容泥を体に塗って泥パックして。
 仕上げにもう一度シャワーを浴びて。

 終わり~。

 ブローしていると、サービスですって、ウーロン茶くれた。
 さっき、積んでた、あれだよ~。
 小さい缶。おいしいけど、一気飲み。

 同室のYさんはさらに追加のマッサージと、眉毛のタトゥーを頼んでいて、
 終了予定時刻が1時間以上後だというので、
 先に終わった3人と一緒に、ホテルに帰ることにしました。

 お向かいのスーパーで夜の飲み物を買い込んで。
 シッケ、買いました。
 韓国伝統のお飲物。薄甘いお米のジュースです。
 これ、好きなんだ~。

 Yさん、日付変わる直前にお戻り。足つぼマッサージは、かなりの痛さだったらしいです。
 もう、限界です。
 まぶたがくっついて離れません。
 お休みなさい。



10月8日 9時から   市内観光「景福宮にて」

 朝7時30分に目が覚めた。
 やはり、前晩の寝不足が効いてたかな。
 Yさんがパニクっている。
「携帯、壊れたかも……」
 それ、大変じゃないですか!

 電池を入れ直せば直るかも、前にも同じことがあったから、とおっしゃるので、
(朝食後、充電切れだったと判明。)
 とりあえず、階下のコーヒーショップで朝食。
 同宿者は日本人ばかり。
 しかも、どうみてもツアーっぽい。
 ここは、そういうホテルなんだ、と、妙なことに納得。

 さあ、おなかもできたし!
 お肌はエステのおかげでつるつるぴかぴかだし。
 いよいよ、半日市内観光へ!

「おはようございま~す。」
 今日の井上さまは、白の薄手のセーターに、トレードマークのようにダウンベストをお召しになって。
 まずは、景福宮へ。

 でかい。
 壮麗。
「迷子になったら、バス、ここにいませんからね~。迷子になったときの待ち合わせ場所、あとで教えますね~。」
 という李さんについて、正面の門へ。
 まずは、集合写真。
 それから、
 ツーショットターイム♪

 1列に並んで。
 マネージャーさまにデジカメを預けて。
 撮っていただきました♪
 もちろん、「お願いします」と「ありがとうございました」のご挨拶はしっかり申し上げましたよ。
 お目が合うのにも、かなり慣れましたしね。
 でも、密着して映ってくださるのには慣れません。
 固まって、永泉入った写真ができあがります。

 交代するとき、もの凄く動揺してて、次の番のYさんに思い切りぶつかって、こけそうになった。
 背後で、
「ふふふ……」
と笑う、井上さまのお声が聞こえた……!(恥ずかしい!)
(後から思えば、友雅声だった……。)

 門を入ると、両側に、膝丈ほどの石柱が。
 従○品、正○品の文字が刻み込んである。
 これは、お並びして王様にご挨拶するときの、座席指定柱だ!
 これは、これは、資料にほしいぞ!
(この時点で、すでに井上さまのことは50パーセントすっとんだ。)
 写真を撮ろうとしたら、なぜか、そこに跪く人が。
 何してるの?
 と思ったら、マイクで何か大声で支持が飛んでる雰囲気。
 何だろう。何かの宗教かな。
 と思ったら、正面に、白いおひげにグレーのパジ・チョゴリ、頭髪を時代風に結い上げたすてきなお年寄りが、台本のような物をお持ちになって立ってらっしゃる。
 そうか。
 映画かドラマの撮影の、練習だ。
 みんなまだ私服だもの。立ち位置とかしてたのね。
 これから、ロケが始まるんだ。
 じゃあ、おじゃまにならないように、とっとと歩きましょう。
 階段を上って、登り切ったところでお写真いただきました。
 内裏のお庭も、これ、意識してるもんね。
 
「屋根に乗ってるもの、なんだかわかりますかー?」
 李さんが言う。確かに、将軍さまのような人形の後ろに、お猿を彷彿とさせる動物の人形が5匹ほどならんで、しんがりをシビがつとめている。屋根の4隅すべて。
(風水だっていうし、魔よけじゃない?)
 とか思ってたら、井上さまが、
「人類の進化。」
 正解は、王様の警固につく神獣たちでした。

 王様が政務を執られるお部屋も、神獣に守られています。
「東が青龍、西は……」
 李さんがつまった?
「白虎!」
 と、みんなで井上さまに、注目!!!
 少しだけ、照れたみたいなお顔をなさいました。
 ここに集まってる人で「遙か」しらない人はいないから、四方を守る聖獣はみんなソラで言えるもんね。
「青龍はこの角度からは見られないので、天井に描いてありますから、場所を移動しましょう。」
 う~ん、青龍もいいけど、白虎、見たいなあ……。
 なかなかにすてきな力強い青龍でしたが、白虎はつまり見つけられず。

 次の建物には、日時計がありました。
 中華鍋みたいな中に、独狐の先のような物が斜めに立ててあって、太陽の高さに合わせて、影がどこにできるかがきっちり書き込んである。
 プラネタリウムで見せてくれる黄道十二宮の数直線そのまま。
 進んだ文明の一端を見た気分でした。
 こういうのお好きなのか、井上さまも、熱心に日時計に見入ってらっしゃいました。
 薄曇りで、うまく影が出ていなかったのが残念。
  
 王様のお寝間も拝見しました。
 屋根の神獣が減っています。
「王様は、ここで子どもを作ります。子どもは天からの授かり物なので、授かるときにじゃまになるものがないように、つまりアレするときに……」
 アレ……ねえ……。まあ、ねえ……。スルーしましょう。
 韓国伝統の床暖房オンドル。
 火入れ口を見せてもらいました。
 竹炭が燃料だそうです。理由は、煙が少ないから。王様が煙たくてはいけない、ということだそうです。
 煙突は、建物の後ろ、塀の中にありました。
 細い口から煙が出るようになってます。
「サンタクロースが通れるような大きさでは、王様を狙う賊も入れてしまいますねー。」
 確かに。

 王妃さまのお寝間も拝見して、
(チャングムだ~。)
 いよいよ、王様の宴会場へ。
 お池の真ん中に立つ、吹き抜けの涼しげな建物。
 ここで、チャングムの王様も宴会してたのね。
 尚宮さまや女官長さまがお仕事したのかな。
「ここは、お札の絵にもなっていまーす。今から、ツーショット、とりますねー。お名前呼ばれた順にー。カメラ、いりません。」
 ここが。
 お約束の。
 スペシャルおみやげ、なのね!
 
 Yさんが申し込んだのが早いおかげで、あとから組の美歩鈴も早くに呼んでいただける。
 けど。

 うわ! 心の準備が。

 ウエストを抱いてくださるのよ。ぎゅっと引き寄せて。

 ドキドキする!

 だから。

 ……びっくり顔で、映っちゃったみたい……

 私には、そういうことしていただける資格はないんです……。

 今度は、落ち着いて帰ったから、大丈夫だったよ。

 同行のIさん、実はFC非会員だったって。たった一人呼んでもらえないから、添乗員さんに、写真だけでも撮ってもらえるように、Yさんが頼んでました。快くOKもらえた。
 後で、バス車内で、注文して買えました。よかったよかった。
(ここの写真が、あとでTシャツになって送られてくるらしい。
 いったいどのように? そして、どうする?
 着るのか? どこで……)



10月8日 11時   市内観光「民族博物館にて」

 宴会場を出たところに、カササギさんがたくさんいた。
 七夕姫の橋になる鳥。縁起がいいので、大事にされているらしい。
 鶏くらいの大きさの、白黒まだら、しっぽ長の鳥。
 木にとまってるところを1枚。(逆光で撮れてなかった……残念!)
 動画禁止だけど、カササギさんなら、いいよねーって、撮れないけど。狙ってられないから。
 
 シーソーのような遊び道具がありました。
「一人が飛び乗って、その反動でもう一人が飛び上がって、落ちてきた反動で、また、相手があがるんですよー。やってみますか。」
 李さん相手に、井上さま挑戦!
 飛び上がれない。
 一緒に飛び上がってはいけないのです。力が相殺するから。
 相手が降りきらないうちに一緒に降りてしまってもだめなんです。力が相殺するから。
 なかなか難しい。
「本当は、女の子の遊びなんですよー。昔は、女の子は家の外に1歩も出られなかったから、こうして高く飛び上がって、塀の外を眺める。恋人来ないかな~って。」
 ということで、女性チーム挑戦。マネージャーさまと、お一方。
 細い板から落っこちるからと、李さんと井上さまがそれぞれ手をとってあげて。
 二人の息がうまく合わないと、飛び上がれない。
「うまい人はねえ、ほんとに高く飛ぶんですよー。」
 確かに、前に「民族村」へ見に行ったとき、10代後半くらいの子が、2階の屋根まで飛べるかもみたいなパフォーマンスをしてた。
 そのあと、マネージャーさまと井上さまのペアでもなさってました。
 結論。
 難しい。

 途中、井上さまを囲んで写真など撮りながら、民族博物館へ。
 入り口に、十二支の像。
「韓国ではねえ、イノシシじゃないんですよ~。ブタ。ちなみに、ぼくはブタ年です。」
 と、李さん。ブタだといわれながら、口元から牙、見えてますよ~、かわいいブタちゃん♪
 みなさんお手洗いお済ませのうちに、美歩鈴のラブリーな干支ちゃんとツーショット撮ってもらって、Yさんのも撮ってあげて。
 井上さまも、ご自分のとどなたかのとでツーショット、撮ってらっしゃいました。

 中に入りました。
 ところどころ、李さんが立ち止まって説明してくれます。
 高句麗・百済・新羅……
「日出処の天子」だよ~~♪(涎が……)
「万葉集」だよ~~~♪(国文の血が!)
 ちょっともどりかけた井上さまへの意識が、また、何十パーセントか飛ぶ!
 うん、青磁も絹も大好きだよ。あ、あっちに楽器の部屋が! 琴とか笛とか、
 あらま……スルーだ……またこよ。
(このへん、意識が飛んでるので、井上さまがどのあたりにいらしたとか、何しろ一団となって動いておりまして、みな、熱心に李さんの説明に聞き入っていたことは確かです。)
「どうせおくれてるからいいです。みなさんよく聞いてくれるので、たくさん話してしまいました。今までのお客さんのうちで、ベストです。」
 KAZUFAN最高!

 免税店。井上さまも、ご家族へのおみやげをお探しでした。
 美歩鈴も、どうせ空港で買うのだから、と、予定通り、トワレを1個、ゲットしてきました。
 15パーセントオフ、だったし……(赤札には弱い。)
 
 お買い物が済んで、バスに乗ったら、
 あれ?
 お色直し? 
 いつのまに?
 白から、黒っぽいのに変わってる!
 いつ、着替えたの???

 かーっこいい!!

 サングラスも~。昨日お作りになったものかしら? 一緒に行かなかったから、わからない!

 もう一件、伝統工芸品中心の免税店に寄って。
 狭いところだから、もう、近くに!
(ドキドキするのと目立ちたくないのから、なるべく離れてたけど)
 ご一緒に工芸お菓子の実演を見て、試食とかもして、買う人は買って、
(美歩鈴もここで職場におみやげ買いました。)
 ソウルタワーへ!



10月8日 13時?   市内観光「ソウルタワー」
  
おなかがすいて、時間が定かでない……。
 一般車は入れてもらえない細い坂道をバスで上って、ソウルタワー入り口。
 坂道、100メートルちょっと~~~?????
 坂の100メートルは、きついよ~。
 しかも、見栄張りの10センチピンヒール。
 行きはとにかく、帰りは大変だな……なんて思いながら、ふと横見たら。

 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 どうしてここに!!

 最後を、歩いてらっしゃるの??

 Yさん!
 進路をふさぐように歩いてるの、知ってる??

 もう、

 うふふふふって、笑うしかないじゃない。

 うふふふふ以外、出てこないわよ。
 永泉モードだから。

 お声など、かけていただけるわけもなく。

 何となく、私たち3人を追い抜いて、上っていらっしゃいました。
 マネージャーさまと。
(「蒼鉄さん、見てきました!」とか、報告すればよかったな……てのは、結果論。)

 途中、綿菓子屋さんに少し興味をお示し。
 私たちも、興味津々。
「帰りに買おうね。」
 と、ひたすら上るのでした。上りの時には、何にも持ちたくない!

 ソウルタワーからの眺めは格別でした。
 すこしもやがかかっている風で遠くまで見ることはできませんでしたが。
 ちょっと、怖かったけど。
 怖いし、時間ないし、ということで、下におりました。

 井上さまも降りてこられて、ソウルタワーで、カメラマンさんに写真を撮ってもらいました。
 その時、その場にいた人何人かずつでグループになって撮りました。
 
 それから、下山。
 途中の綿菓子屋さんで、井上さま、綿菓子お求めでした。
 他にも何人かお求めだったし、美歩鈴も食べてみたかったので、1個買いました。
「ハゴ!」(1個。「トゥゲ!」で、2個。金額言われるとわからないけど、ここでは、100ウォン硬貨を10個、おじさんに渡したら、もってけって身振りで言われた。)
 バスに乗るとき、「買いました~」みたいに振ってお見せしたら、
「日韓共通のお菓子。」って、おっしゃった、と、思う……。
 
 ふつうに、綿菓子でした。
 違うのは、プラスチックの可愛い絵のついたジュース入れるみたいなパックに、ぎゅっと圧縮されて入っているところ。
 小さなフォークで突き刺して少しずつ食べます。
 甘かった。疲れがふっとんだ。

 それから、明洞駅で解散。美歩鈴は別件のご用があったので、ホテルまで送ってもらいました。

 自由行動中は、韓国に住んでいる知人と明洞でショッピングしてました。
 屋台物をいろいろ食べさせてもらいました。
 焼き栗、串焼き、魚のすり身を串につけて青ジソまいて天ぷらにした串揚げ。
 水冷麺も食べさせてもらった。(食べ歩きじゃないか。)
 日本に持って帰るようにと、大きな発泡スチロールいっぱいのおみやげ。
 発泡スチロールいっぱい、だよ……。
 これ、カートいるよねえ……帰りはかなり恥ずかしそうだけど、断れない!
 いいや、何人かに、今日、知人に会うことみんなに言ってあるし。
 そのためのおみやげ持ってきてることも言ってあるし。
 がんばろっと。



10月8日 19時   「カラオケ大会」

 バスに乗ってカラオケ会場へ。
 B-BOXのスタジオくらいありそうな大きなパーティーカラオケ。
「ソウル最後の夜になりました。みんなで楽しく歌って、盛り上がりましょう!
 ぼくが歌わないと、誰も歌わないね」
 と、井上さまが最初に、
『千年前から見つめていた』という、中西保志さんの歌を歌ってくださいました。

 生歌、だよ~~~。
 すてきだわ~。
 しびれるわ~。

 続けて、「夢芝居」。梅沢富美男みたいに振り付けまでして、

 楽しい!

 デュエットですが。
「バスの中でいろいろ考えたんですが、じゃんけん大会をして、勝った人3人とすることにします。」
 ご英断!
 参加してみようか。
 今まで、最後まで勝ち残ったこと、ないんだよね……。

 一人目。
 けっこうあっさり決まり。

 二人目。
 2回くらいやり直したかな。

 三人目。
 美歩鈴、二回戦くらいまでは残っちゃったりしました。
「ひえ~~~~っ、勝ってしまったら、永泉モードでは歌えない~」
 これが、決まらないのですよ。
 4回くらいやり直したかな。
 そのうち、2回くらい、残ったかな。
 でも、最終的には、負けたな。
 勝たなくて、よかったよ。

 で、一人で歌う人とか、何人かで歌う人とか、デュエットに当たった人とか、
 たくさん、歌いました。すっごい盛り上がった。
 井上さまは、前述の二曲の他、
「抱きしめてTONIGHT」田原俊彦と、
「クリスマス・イブ」山下達郎(「クリスマスには来てね」とメッセージ付きで)
をお一人で歌われたと思います。

「みなさん、お互いの名前を知らないでしょう、ここで読み上げますから、呼ばれたら元気に手を振ってください」
っておっしゃって、添乗員さんか李さんが渡したローマ字表記の名前を、外国の方みたいなイントネーションでお呼びになる場面もありました。
 Yさんが立ち上がって挨拶したから、美歩鈴も、隅っこの柱の陰にいたので、立ち上がって、あっちとこっちにお辞儀……
 すてきなタイミングで、
「不思議な日本人になってますが……」と井上さま。
 近くの方が、「言われてますよ!」って教えてくださったけど……
 私のことなのぉ? 恥ずかしぃぃぃぃ! 
 こういうとき、かっこよく返せればいいのだけど、苦手だし、何しろ永泉モードだし……。
 柱の陰に隠れた。真木柱の姫君みたい。
 字が小さくて読みにくいとかすぐにおっしゃってでしたけど。


 一瞬、隅っこの私の背後があわただしくなって。
 気分が悪くて隣の部屋で休んでらっしゃる風の方があったようで、おしぼりとか持っていったみたいなのですけど、
 井上さまが呼ばれてる!
 よほど、具合が悪いの?
 大丈夫かなあ、と、振り返ってみたら、入り口のところで、ぽっちゃり型の髪の長いお姉さまと、井上さま、ツーショットの真っ最中でした。
 こっちのファンかなあ。
 「レジェンズ」は、日韓共同製作だったっけ? クレジットにKOREAN風のお名前がたくさん出てきたけど。
 きっと、シロンはこちらでも人気なのでしょうね。
 お写真いただいてるお姉さま、とてもうれしそうでした。

 みんなで、「タッチ」を歌いました。
 井上さま、間奏のところで、新田くんをやってくださったりして。
「南ちゃん……」て。
 どなたかにステージに連れてかれてしまいました。
 あれ? 隣にいたはずのYさんが?
 いつの間に?
 あら?
 井上さまのお隣に!!!
 マイク向けられて、歌わされておいでではないの!
 まああああ!!
 カメラをお席に置き去りにしてきてしまったわ!
 残念!

 歌わないでおこうと思ってたのだけれど、
「せっかく来たのだから、歌っていきましょうよ」と、誘ってくださる方があったので、
 Iさんと一緒に、「ピンク・レディーメドレー」を、
 Yさんと一緒に「My Revolution」を歌ってきました。
「ピンク・レディーメドレー」の時、ステージで、井上さまが一緒に踊ってくださったの!
(カメラ頼むの忘れた! だって、「タッチ」の直後だったもの。)

 それから、

「My Revolution」の時。
「もうあと10分くらいで終わりですぅ」って、終了宣言。
 え~??って思ってたら、美歩鈴の前で、井上さまが、マイクを、と、お目で呼びかけてらっしゃる。
 お渡ししたら、
「この曲で、今日は終わりです!」
 うっそ~! 私たち、トリ? そんなの、ないですぅ! トリは、井上さまがしてくださらなくちゃ!
 とはいうものの、曲はもう始まっちゃってるし、もう、いくしかない!
「みなさんも、一緒に、歌ってください~~!!!」
 絶叫しました。みんなで一緒に歌えると思ったもの。
 もう、必死。レパートリーには入っているけど、目の前で、井上さま含めてみなさん踊ってらっしゃるし。Yさん、カラオケ好きだけど、声出ないって言ってたし。

 曲が終わって。
 また、お目で、「マイクを」っておっしゃるから、お渡しして、ステージを降りました。  最後のご挨拶。
「また、クリスマスに会いましょう。」
 でも。
「アンコールほしいよねえ」って、誰が言ったのかなあ……。
 アンコールアンコールのコールが始まった。
 Yさんと、「私たちがトリなんて、いやよねえ。」と、大きな声で、「アンコール!」
 もう1曲だけ……と、井上さまがお選びになったのは、
「Y.M.C.A.」
 みんなで歌って、踊れる人はスタンディングで踊って、フィナーレ!でした。
 美歩鈴も、歌い踊ってきましたよ~!

 どなたかのお歌につっこみでGAGAGA~もやってくださいました。よほど、お気に入り?
 さっきのお姉さまへのサービスかな?


 ホテルに帰って、IさんとYさんと3人で、翌朝の朝ご飯を買い出しに、夜の明洞まで歩いていきました。
 セブンイレブンを求めて。
 さすがに、もう、人通りもまばらで。
 3人で、好きな声優話とかして。
 買い出しの後も、3人で集まって、PSPの翡翠さんのイベント一緒に見たりして。
 めっちゃ、楽しかった。
 でも、疲れたのかな、喋りながら寝ちゃうものだから、Yさんが気遣ってくださって。
 ごめんね、Yさん。
 ずっと、気遣わせっぱなしだったような気がする。



10月9日    帰国
 
 朝、早かった。
 6時に、Yさんの「景時さんボイス」のアラームで起こしていただいて。
 お支度して、7時30分にホテルを出ました。
 ラヴリーな大きなおみやげと一緒に。
目立つなあ……
「昨日、こちらの知人と会ってて、たくさんおみやげ下さって……」
と、買った物でないことを強調。
 だって、先方さまの愛の福箱だもの、お断りするわけにはいかないでしょう?
 おかげさまで、キムチとかノリとか買わずに済んだのだし。

 途中、もう一度、食品専門の免税店に。
 キムチの試食をして、買うシステム。
 おいしいなあ。確かに。でも、ちょっとねえ……もう、持ってるし。
(帰宅して箱を開けたら、私だけなら1年くらいありそうに大量に入ってた。)
 いろいろと食べてみた。塩辛も明太子も、今まで辛そうで食べてみてなかったけど、
(おいしいじゃん……今まで、損してたかも。)
 でも、あの福箱のことがあるから、これ以上荷物をふやしたくない。
 でも、これは親切な李さんのビジネスの部分でもあるから、少しくらい……と、店内を歩き回ってみたら。
「餅、のお菓子だ~♪」
 ぎゅうひ餅の中に、ごまとかの五穀なのかな?あんこを入れて、周りを薄くチョコでコーティングしてある。○永の○ン○ル・パイみたいなお菓子。
 以前、知人が送ってくれて、すごくおいしくて、しかも、日本では見かけない。
 これ、買っていこ!
 8070ウォン+300円で3箱にしてくれるというので、買いました。
 定価はひと箱5000ウォンって言ってた。
 綿菓子といい、餅のお菓子といい、私はいったい、いくら負けさせたの?
 日本では値切ってなんか買えないのに、まあ、あっちも損はしてないと思うけど、
 ひょっとして、私、すごい?(実は大損してたりして。)

 井上さまは。
 大きなバッグいっぱいに何かをお買いあげ。
(たぶん、それが、例の、「キムチ」)
 重た~いと言わんばかりのパフォーマンス。脚があがらないよ~~前へ進めないよ~って?
 お店のアジュンマが、すかさずキャスターバッグをおすすめ。
 ウォンを使い切ってしまわれたようですが、マネージャーさまが助け船を出されたようで、お買いあげになりました。

 さあ、空港へ。
「これでみなさんとの旅行は終わりですが、家に帰るまでが……」
 お?
「家に帰るまでが遠足です。帰りにカラオケとか寄らないように。」
 でた~~! お約束の校長先生のお話!
 でも、私とIさんは思わず顔を見合わせて……!!!
 きゃあああああ!!!??? どうしてわかったの~~??
 聞こえてたかな? カラオケの帰りに、
「東京帰ったら、『ここからここまで遙か』っていうの、やりに行こう!」って、しゃべってたから。
「次はクリスマスです。自由時間が多かったので、みなさんの財布の紐もかなりゆるんで振るとからからいいそうですが、お金、貯めといてね~。
 それから、イベント初めてだった人~。」
 ずっと一緒に行動してたIさんが手を挙げました。
「井上和彦って、こんなものです。」
 こんなものって、どんなもの~? とっても、とっても、すてきです!

 最近の空港は警備が厳しくて、手荷物も、おあずけの方もなかなかにチェックが厳しい。
「預けた後、問題があれば、5分くらいで呼ばれますから、その場にいてくださいね~」
 と李さんが教えてくださったので、その場に。
 美歩鈴は、あのラヴリーな荷物が心配でした。カートに乗せて運んでくるだけでもすっごい目立って恥ずかしかったのに。
(井上さまにもチラ見されて、あまりの恥ずかしさにカートの陰に隠れた。)
 アヤシイ物は一つも入ってないのはわかってるのですが、呼ばれたら、もっと恥ずかしい!

 マネージャーさまが呼ばれました。もちろん、井上さまも付き添って行かれます。
「え~? 何引っかかったんだろう?」
「お酒でもたくさん買われたのかしら?」
 でも、イベント中、井上さまがお酒を口にされてるのは見たことがありませんでした。
 お食事の時も、カラオケの時も、ウーロン茶飲んでいらした。
 だからこそ、おうちに帰られてから、ゆっくりお呑みになるのかしら……とか思ってたら。「違ってた~」
 と、お帰り。
 代わりに呼ばれたのは?

 Yさ~~ん!!!
 どうしてよ~~~~~!!!!

 添乗員さんが一緒についていってくださいました。
 井上さまは、その間、私とIさんの近くにいらっしゃいました。

 帰ってきたYさんに、井上さまが、
井上さま:「何、入れてたの?」
美歩鈴:「ほら、つっこまれた」(つんつんとYさんをつついてしまったりして)
Yさん:「明洞の実弾射撃場で遊んで、そこで実弾の薬莢をおみやげにもらって、それを預け荷物の外ポケットに入れてて……」
井上さま:「そんなの、呼ばれるに決まってるだろ。」

 確かに。

 外ポケットに入れておくのは、添乗員さんやガイドさんとの作戦だったそうです。
 持ち込み荷物とどちらが安全か、と。
 まさか、マネージャーさまの荷物と間違えられるとは。

「どうして間違えられたんだろう?」
「荷札の番号、間違えたんじゃない?」

 Yさんの真後ろが井上さまだったので、番号が似ていたらしいです。
 見せてもらったら、きちんとキーホルダーに加工されたいかにもおみやげですって物体。
 また、明洞のあそこだよって、言われてるよ~、きっと。

 私のラヴリーなでっかい荷物といい、Yさんの薬莢キーホルダーといい……
 どうしてなのよ~~~~!!!!


 帰りの飛行機の中で、井上さまは機内食までお休み。
 食後は、トランプのババ抜きに興じていらっしゃいました。
 
 中部上空を通過するとき、
「ここで、『降ります』ボタンおして、パラシュートで降りるっていうの、どうかなあ」
 と、ご縁があってホテルも帰りの飛行機も同じだった方と半分真剣に。

 成田について。
 荷物がなかなか出てこないのをじっと待って。
 その場で、解散式。
「これで、みんな、日本全国に散らばっていくんだね。気をつけて、帰って下さい。
 じゃあ、解散!」
 それぞれ、自分の目指す方向へ帰っていきました。

 最後に、きちんとお礼を言いたかったのだけれど、
 マネージャーさまとご一緒に、お急ぎな風でした。
 NEXの時間が迫ってたのかもしれない。
 B-BOXで、みなさん待ってらしたのですね。

 ということで、階段に急がれる井上さまの背中に黙礼し、
 美歩鈴もとっとと宅配カウンターへ急ぎました。
 ラヴリーなお荷物ともしばしのお別れ。
 身軽くなって、一路、東京へ。NEX代もケチりたい、と、快速で。
「和彦さんも、寄り道しないようにっておっしゃったし、駅でお茶にしよ!」
 関東圏在住のIさんとは、東京駅でお別れです。

 お茶しながらメルアドを教えて、Iさんとさようなら。
 Yさんと二人、ひかりで帰ってきました。
 何と、帰りの新幹線ですでに、軽い「ヴォイス欠乏症」が。
 あれだけ、聴いてたのに! 生声生姿を!
 聴いていすぎて、寂しくなっちゃったのかなあ。



〔想い出〕

 帰りのバスの中で、カメラマンさんから購入した写真の数々。
 デジカメの中の画像。
 搭乗券その他の切符類。

 それから、和彦さんの笑顔。

 忘れた頃に、ツーショットをプリントしたTシャツが来るそうな。

 めでたし めでたし?


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